約 2,683,011 件
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/9447.html
メヌエット 収録作品:ロマンシングサガ ミンストレルソング[PS2] 歌・作詞・作曲:山崎まさよし 概要 『ロマンシングサガ ミンストレルソング』の主題歌。オープニングデモで使用された。 歌手および作詞・作曲はシンガーソングライターの山崎まさよし氏。 サガシリーズのボーカル曲としては『アンリミテッド:サガ』の「天翔ける翼」に続いてこれが2曲目。 ギターとアコーディオンをメインに使用したゆったりとした曲で、山崎氏特有のハスキーな歌声がより情緒感を醸し出している。 この歌は本作用に書き下ろされた曲という事でその為、曲調と歌詞が『ミンサガ』の世界観を見事に体現されているとの評判。 吟遊詩人がこの曲を弾き語りながら、マルディアスの世界をさすらっていくというオープニングデモの演出ともマッチしている。 本作のメインコンポーザーである伊藤賢治氏は最初歌詞のないバージョンを聞いて「サガ」の雰囲気に合うのかどうか不安だったという。 ところが歌詞のあるバージョンを聞くと「世界がフワッと思いっきり広がっていった」と答え、歌詞と曲のマッチング具合に感心したエピソードがある。 後年山崎氏がインタビューでこの曲の作詞・作曲時の思い出についてこう語っている。 事前に頂いた『ミンサガ』の台本が本当にすごく分厚くて(笑)。 吟遊詩人というテーマをいただいていたので、ちょっと壮大な風景がみえるような曲がいいんだろうなという印象でしたね。 ちょうど書きかけの曲で、非常に旋律が吟遊詩人にマッチしているメロディーがあったので、それに詩を乗せました。 もったいないお話でしたけども、マッチしていたのであれば幸いです。 『ミンサガ』が発売されて15年後、『ロマンシングサガ リ・ユニバース』で再び山崎氏とコラボする機会がやってきた。 2020年12月31日より「迎春!オールスター謹賀新年祭」を記念し期間限定でタイトル画面が変わり、山崎氏の「メヌエット」が流れる。 現在はイベント終了済みだが、「迎春!オールスター謹賀新年祭」のPVにて「メヌエット」を聞く事が出来る。 過去のランキング順位 第15回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 586位 みんなで決めるゲームソングBEST100 15位 第2回みんなで決めるゲームソングBEST100 6位 第3回みんなで決めるゲームソングBEST100 54位 第2回みんなで決めるスクウェア・エニックス名曲ベスト100 242位 みんなで決めるオープニングBGMベスト100 43位 第2回みんなで決めるオープニングBGMベスト100 38位 みんなで決めるプレイステーション2BGMランキング 150位 歌詞 以下のページを参照 別窓開きます。 サウンドトラック ロマンシング サガ -ミンストレルソング- オリジナル・サウンドトラック メヌエット 動画 ロマンシング サガ リ・ユニバース 「迎春!オールスター謹賀新年祭」PV
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/5824.html
ようえんなるまい ~ タマミツネ 収録作品:モンスターハンタークロス[3DS] 作曲者:裏谷玲央 編曲者:竹岡智行 概要 『モンスターハンタークロス』の四大メインモンスターの一角、泡狐竜タマミツネ戦で流れる音楽。 尺八や三味線等の和楽器を使用した和風で優雅な雰囲気の曲調であり、過去作の和風狩猟曲である「深い森の幻影/オオナズチ」や「閃烈なる蒼光/ジンオウガ」等とは、違った印象を受ける曲となっている。 サントラのライナーノーツによると、狩猟曲らしい勢いを出しつつ、「おめでたい」、「舞う感じ」というキーワードを基に作曲したとのこと。 ちなみに尺八と三味線は生音が使われており、狩猟音楽祭等でもお馴染みの音楽ユニット「HIDE+HIDE」が演奏を担当している。 試聴を兼ねたレコーディングのダイジェスト映像が公開されている。 射干玉の 月に煌めく 水浅黄夢幻か あわれ泡影( )玉藻なす 浮かぶ宙狐の 艶姿( )高雅淡紅 行逢の竜( ) 『モンスターハンターライズ』ではタマミツネの登場に合わせてセルフアレンジ曲「妖艶なる舞/タマミツネ Rise ver.」が作曲されている。 一部フレーズに手が加えられ、新たに女声のコーラスを入れる大胆なものとなっているが、原曲のイメージを損なうことなく纏められている。 本作は『モンスターハンターポータブル 3rd』以来となる和をイメージした世界観であることから、発売前の段階からタマミツネに対する期待感は高まっていた。 高まる期待感に対し、タマミツネを体験版の上級者向けクエストの相手に抜擢し、曲も先行公開することでこれに応えたのである。 結果本作の音楽の方向性を大々的に示し、見事期待に応えた経緯もあり、アレンジ曲でありながらも本作の代表曲の一つとして原曲に負けず劣らず高く評価されている。 また、サンブレイクのアップデート第二段で実装された「タマミツネ希少種」との戦闘では形態変化と同時に本BGMが流れ始めるという粋な演出もある。 過去ランキング順位 モンスターハンタークロス「妖艶なる舞 ~ タマミツネ」 第10回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 74位 第11回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 414位 第14回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 767位 みんなで決める2015年の新曲ランキングの結果 9位 みんなで決めるゲーム音楽歴代ベスト100ランキング 128位 モンスターハンターライズ「妖艶なる舞/タマミツネ Rise ver.」 第14回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 140位 第15回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 393位 第16回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 673位 第17回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 920位 みんなで決める2021年の新曲ランキング 6位 みんなで決めるアレンジBGMランキング 45位 収録サウンドトラック モンスターハンタークロス オリジナル・サウンドトラック モンスターハンター 狩猟音楽集XX モンスターハンターライズ オリジナルサウンドトラック 関連動画 「モンスターハンタークロス オリジナル・サウンドトラック“妖艶なる舞 ~タマミツネ” 楽器収録メイキング」 『モンスターハンターライズ:サンブレイク』タイトルアップデート第2弾紹介映像_MP モンスターハンターオーケストラコンサート 〜狩猟音楽祭2022〜 / Monster Hunter Orchestra Concert 2022 HIGHLIGHT
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/9218.html
ひとくされたフォーシーズンズ 収録作品:東方天空璋[PC] 作曲者:ZUN 概要 『東方天空璋 ~ Hidden Star in Four Seasons.』の6ボス、摩多羅隠岐奈戦にて流れる摩多羅隠岐奈のテーマ曲。 前作のラスボス曲「ピュアヒューリーズ」がド直球なラスボス曲なのに対しこちらは「聖徳伝説」のような渋い感じのラスボス曲になっている。 というのも、本作のストーリーが「季節の力を隠岐奈に奪われ、最終的には負けてしまう」というものであり、完全無欠モードで挑めば勝ちが確定していた前作とは対照的になっているからである。 さらに、摩多羅戦の曲は最初はピュアヒューリーズに似すぎていたため、作り直したという逸話もある。 戦闘中の背景変化も特徴的で、扉が開かれ、今まで通ってきたそれぞれの四季のステージで戦う演出は評価が高い。 この濃厚なラスボス戦演出は次回作のラスボス戦にも引き継がれている。 また、賢者のテーマなだけあって、サビが「ネクロファンタジア」のサビと似ていることも特徴。 ようやく2人目の賢者が現れ、さらにネクロファンタジアのサビが使われたことは多くのプレイヤーを驚かせた。 真の摩多羅隠岐奈のテーマ曲である「秘神マターラ」にはこのメロディは含まれていないので、この曲はまさに賢者としての摩多羅隠岐奈のテーマと言えるだろう。 ZUN氏のコメント 摩多羅 隠岐奈のテーマです。 いかにもクライマックスって感じで強そうな曲です。 今回の曲の中でもメロディが強い方なので、いっそ歌い始めれば 良かったかも知れませんね。 笑ってゲームにならない可能性が高いですが、それも最高かも。 余談だが、bgmに歌を入れることに関して、ZUN氏とToby氏の対談で興味深いことが語られている。興味がある方は是非見てみると良いだろう。 過去ランキング順位 第12回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 26位 第13回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 268位 第14回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 529位 第15回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 276位 第16回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 871位 みんなで決める2017年の新曲ランキング7位 みんなで決める東方ProjectBGMランキング 99位 第2回みんなで決めるラストバトルBGMベスト100 249位
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/7421.html
ちのきおく 収録作品:ランス10 -決戦-[PC] 作・編曲者:PKタートルズ 概要 「おい、お前ら見てるか?」 「俺様の活躍、ちゃんと見ているか?」 「がははは、それでいい!ならば、もっと見ていろ!」 「さぁ、いい加減、このボケナス野郎に付き合ってやるのもこれで最後にするぞ!」 全員俺様についてこい! ランスシリーズ最終作であるランス10 -決戦-において、発売までその存在を秘匿されていた「第二部」のラストバトルで流れる曲である。 イントロのテクノパートは『鬼畜王ランス』の創造神フェーズ曲である「Creator」、ブレイク後サビのギターパートは同作のOP曲である「Rough edge」ならびにそのリミックスである『戦国ランス』のラストバトルBGM「Rebirth the edge」の一部フレーズをアレンジして用いており、「シリーズの曲の血脈の記憶」というメタファーともなっている。 待ち望まれていた存在との戦闘というシチュエーションもありプレイヤーからの人気は高く、初登場した第12回では1位に選ばれた。 + ランス10における特大のネタバレのため、第二部未クリアの方は注意 ラスボスは曲名と同じ「血の記憶」。六千年以上、この世を地獄に彩り続けた魔王の力そのものである。 歴代魔王の「記憶を模倣する」ことで戦闘を行うため、ラストバトルは8代目魔王ランスから初代魔王ククルククルまでを遡る歴代魔王戦。 形態変化時は一瞬だけ在任時代の立ち絵が表示され、その形の血の塊に変わる。 まさにシリーズの総決算として、長年この物語を追い続けた「あなた」達にとって非常に燃えるものとなっている。 血の記憶の形態変化 HPは通常モードで6000万、高難易度は1億8000万と膨大。 残りHP 世代 名前 種族・性別 特性 100-91% 8代 ランス 人間・♂ 炎弱点 90-81% 7代 リトルプリンセス 人間・♀ 魔法半減氷弱点 80-71% 6代 ガイ 人間・♂ 炎無効雷弱点 70-61% 5代 ジル 人間・♀ 闇無効光弱点 60-51% 4代 ナイチサ 人間・♂ 遠隔半減・光無効闇弱点 50-41% 3代 スラル 人間・♀ 攻撃半減・氷無効炎弱点 40-31% 2代 アベル ドラゴン・♂ 雷無効光弱点 30-11% 初代 ククルククル 丸い者・♀ 全状態異常無効・4回行動雷・氷弱点 10-0% - 血 - 全状態異常無効何もしてこない 過去ランキング順位 第12回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 1位 第13回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 12位 第14回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 41位 第15回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 65位 第16回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 90位 第17回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 148位 みんなで決める2018年の新曲ランキング 10位 第2回みんなで決めるラストバトルBGMベスト100 64位 サウンドトラック Alicesoft Sound Album Vol.31 ランス10
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/3528.html
ドルピックタウン 収録作品:スーパーマリオサンシャイン[GC] 作曲者:近藤浩治 概要 今作の冒険の舞台「ドルピック島」の中心地である「ドルピックタウン」で流れるBGM。 『スーパーマリオ 3Dコレクション』のサウンドトラックモードのみ、曲名は「ドルピック」となっている。 アコースティックギターとアコーディオンで構成されたシンプルながらも、優美で涼しげな感じをさせる音楽である。 作曲者の近藤氏によるとヨーロッパのリゾート地のイメージに合うような曲づくりをしたとのこと。 白を基調にした建物と、青い海で囲まれた南国の美しいリゾートタウンにぴったりであり、気分はまさにバカンスといった感じにさせてくれる。 『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』でアレンジ曲を担当した岩垂徳行氏は「Nintendo DREAM 2019年 2月号」でのコラムにて、アコーディオンとギターをしっかり固定していることで世界観がはっきりしていることやボリュームを駆使したアコーディオンのデータ作りを高く評価しており、最初のコード進行が素敵であり途中のリズムが激しくなるところにこだわりを感じたと答えている。 夏に聴きたいゲーム音楽という話題で上がることも多く、みんなで決める夏BGMランキングでは1位となった。 後にマリオの音楽を作ることになる横田真人氏(当時はまだコーエーにいた)が「この音数の少なさで、この世界観や水をまく楽しさが、完全に凝縮されている!」と絶賛し、周りの人を呼んで聴かせたと社長が訊くで語っている。 『大乱闘スマッシュブラザーズX』でもドルピックタウンのステージが登場。BGMも原曲そのままが使用されている。 また『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』では原曲だけではなく岩垂氏による新規アレンジ曲も収録されている。 原曲のイメージを崩すことなくスマブラに合うようテンポアップするために、楽器を変更するなど様々な工夫をした上、アコーディオン担当の藤野由佳氏とアコースティックギター担当の福田真一朗氏に相当の早弾きで頑張ってもらったそうだ。 過去ランキング順位 スーパーマリオサンシャイン「ドルピックタウン」 第17回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 631位 みんなで決める町曲ベスト100 8位 みんなで決める癒しBGMランキング 182位 みんなで決める夏BGMランキング 1位 みんなで決めるマリオシリーズBGMランキング 31位 みんなで決める2000年~2007年の名曲ランキング 16位 第3回みんなで決める任天堂ゲーム音楽ベスト100 191位 大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL「ドルピックタウン」 みんなで決めるマリオシリーズBGMランキング 136位 みんなで決める大乱闘スマッシュブラザーズBGMランキング 122位 サウンドトラック スーパーマリオ SOUND COLLECTION [Nintendo DREAM Vol. 139] 30周年記念盤 スーパーマリオブラザーズ ミュージック
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/5866.html
The Fierce Battle 収録作品:ファイナルファンタジーVI[SFC/PS/GBA] 作曲者:植松伸夫 概要 魔大陸のアルテマウェポン戦、瓦礫の塔での三闘神戦といった一部のボス戦で流れるBGM。 GBA版では隠しダンジョンのボスであるカイザードラゴン戦およびオメガウェポン戦でも使用された。 メロディーや楽曲の構成は通常ボス戦の「決戦 」とよく似ているが、こちらはより緊張感・威圧感を全面に出した曲調。 これまでとは違うまさに「別格」のボスであることを、まずはこの音楽で分からせるような強烈なインパクトを持つ。 この曲はやはり一番最初に使われるアルテマウェポン戦での印象がとても強い。 なんか尻尾のついた変なモンスターが道をふさいでいると思って接触してみたら、 我が名はアルテマ……たい古に作られし最高の力なり…… 我は力であり、生命にあらず……弱き生命体よ、きえされ!! といういきなり物々しい台詞と共にこの曲が初登場。こうした戦闘の流れに度肝を抜かれたプレイヤーは多いと思われる。 戦闘でもフレアやトルネドといったお目にかかれたことのない上位魔法をどんどん使うので、正真正銘の“死闘”という緊張を味わえる。 なお瓦礫の塔に出現する上位種(?)のアルテマバスターの戦闘曲はなぜかこれではなく『決戦』。このボスは色々な意味で扱いが悪い。 己の記憶の先にあるものは この世界すべての記憶か、 自ら切り開く未来か。 我との戦いに、その答えを見出すがよい。 『チョコボの不思議なダンジョン 時忘れの迷宮』では「世界の記憶」という曲名で高橋雄蔵氏編曲のアレンジ版が使用。 フルオーケストラで構成されたアレンジで、原曲から壮大さと威圧感がよりパワーアップしている。 『チョコボの不思議なダンジョン エブリバディ!』では「神竜戦」で使用された。 過去ランキング順位 第2回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 280位 第5回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 603位(時忘れの迷宮) 第6回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 767位 第7回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 501位 第8回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 651位 第9回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 977位 みんなで決めるスクウェア・エニックス名曲ベスト100 124位 FINAL FANTASY BGMランキング 59位 みんなで決めるスーパーファミコンBGMベスト100 73位 みんなで決めるRPGバトルBGMランキングベスト100 100位 みんなで決めるボス戦BGMベスト100 68位 サウンドトラック ファイナルファンタジーVI オリジナル・サウンド・ヴァージョン 関連動画 【Video Soundtrack】死闘(ファイナルファンタジーVI)
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/6649.html
運命 ~GRAND BATTLE~ 収録作品:Fate/Grand Order[iOS,And] 作曲者:芳賀敬太 概要 メインシナリオ第1部における各章の最終決戦および、一部のイベントでの大ボス戦で使用されるBGM。 この曲が使用される戦闘では、相手が特定の敵である場合を除き、開始時の演出で「GRAND BATTLE」と表示される。(通常戦闘は「BATTLE」、中ボス戦は「FATAL BATTLE」) 印象的なピアノソロから開始される壮大な雰囲気の楽曲であり、シナリオにおける最終局面の盛り上がりとの相乗効果で人気が高い。 ……死なくして命はなく、死あってこそ生きるに能う。そなたの言う永劫とは、歩みではなく眠りそのもの。災害の獣、人類より生じた悪よ。回帰を望んだその慈愛こそ、汝を排斥した根底なり。冠位など我には不要なれど、今この一刀に最強の証を宿さん。獣に堕ちた神と言えど、原初の母であれば名乗らねばなるまい。―――幽谷の淵より、暗き死を馳走しに参った。山の翁、ハサン・サッバーハである。晩鐘は汝の名を指し示した。その翼、天命のもとに剥奪せん―――! メインシナリオ中に流れる場合もあるが、「それぞれのシナリオにおけるクライマックスの場面で流れる」という点は共通している。 特に第七特異点では、戦闘で使用される場面こそないが、一度きり、非常に熱い場面で流れるため、印象に残ったマスターも多いのではないだろうか。 このイベントはアニメ『Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-』第19話のラストにおいて、アニメ用アレンジ「運命~GRAND BATTLE~ (Babylonia ver.)」を引っ提げ圧巻の演出で描写された。 正式な曲名が判明するまでは、上記の演出から便宜的に『Grand Battle(仮)』などと扱われていたが、 サントラ第1弾発表の際に公式ホームページに掲載されたリストによって正式名称が判明した。 以下は作曲者の芳賀敬太氏によるコメント(サントラのブックレットより) リリース時の曲のほとんどはかつてのFateとは違う表現に挑戦したものですが、この曲はそれまでのFateの延長戦上にあるものとして作っています。 FGOらしい曲が揃ってきた頃、ふと「シリーズなんだからバトルでもひとつFateらしいものがあってもいいだろう」という思いがよぎり、天啓とばかりに作曲に入りました。 奈須がこの曲のことをよく運命戦の曲だと言っていたので、タイトルはそこから『運命』とさせてもらいました。 Fateであるために作った曲にこのタイトルはまさに運命的だと思っています。 2017年には和風にアレンジされたバージョンが登場。過去の日本をモチーフとした舞台の一部で流れる。 曲名はサントラ第2弾で正式名称『運命 ~剣舞~』と発表された。 GRAND LAST BATTLE 1/1_ 多くの魔神は燃え尽き、神殿は崩壊した。我が消滅を以て、人理焼却も消滅する。だが……最後の勝ちまでは譲れない。始めよう、カルデアのマスター。お前の勝ちを、私の手で焼却する……! また本楽曲とタイトル画面などで流れる『Grand Order』という楽曲を組み合わせた『Fate/Grand Order』というアレンジ曲が存在する。 こちらは最終章のクライマックスとなる戦闘で使用されている。 構成としては『Grand Order』のフレーズから始まり、『運命 ~GRAND BATTLE~』のメロディへと移行していくが、疾走感や激戦を表現するには正反対の曲調であり、戦闘曲としては非常にゆったりとしたテンポのアレンジとなっている。そのため、どこか寂しさの感じられる、重々しくも壮大な雰囲気が最終決戦を彩ることとなる。 というのも本曲が流れる戦闘では既に世界の命運は決しており、言ってしまえば意味を持たない戦いなのである。しかし虚しいだけだとしても決着を付けなければならないという、人の意地のうえに成り立っている決戦であり、芳賀氏もそれを表現したとのこと。 また、この曲名は奈須きのこ氏によって決められたとのことであるが、ゲームタイトルを冠すると同時に『運命(Fate) ~GRAND BATTLE~』と『Grand Order』の2曲が一つになっていることを表現するダブルミーニングとなっている。 過去ランキング順位 「運命 ~GRAND BATTLE~」 第9回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 485位 第10回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 145位 第11回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 39位 第12回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 108位 第13回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 220位 第14回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 223位 第15回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 512位 みんなで決める2015年の新曲ランキング 78位 みんなで決める2022年の新曲ランキング 258位 みんなで決めるアプリゲーム音楽ベスト100 2位 みんなで決めるボス戦BGMベスト100 95位 「Fate/Grand Order」 第11回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 304位 第2回みんなで決めるラストバトルBGMベスト100 139位 「運命 ~剣舞~」 第11回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 273位 第12回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 250位 第13回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 672位 みんなで決める2017年の新曲ランキング 194位 みんなで決めるアプリゲーム音楽ベスト100 205位 収録サウンドトラック Fate/Grand Order Original Soundtrack I Fate/Grand Order Original Soundtrack II 『運命 ~剣舞~』が収録。 関連動画 「Fate/Grand Order」配信4周年記念映像 「Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線バビロニア-」Blu-ray&DVD vol.5完全生産限定版特典 オリジナルサウンドトラック vol.3 特別試聴映像 FGOカルデア放送局5周年SP~under the same sky~より Fate/Grand Order 5th Anniversary BAND with 東京都交響楽団 feat. Ayasa
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/7457.html
ラストオカルティズム ~ 現し世の秘術師 収録作品:東方深秘録[Win/PS4] 作曲者:ZUN 概要 『東方深秘録 ~ Urban Legend in Limbo.』のストーリーモードの最終ボスである宇佐見菫子のテーマ。 なおキャラによっては宇佐見菫子が最終ボスではないこともあるが、その場合でもファイナルステージで使用される。 副題の「現し世(うつしよ)」は「現実世界」という意味で、東方の世界である幻想郷とは分け隔てられた「外の世界」のこと。 宇佐見菫子は幻想郷ではなくこの「外の世界」の住人で、不可侵の幻想郷の秘密を暴くために今回の騒動を起こした。 イントロはピアノによる淡々としたメロディーが繰り返され30秒ほど続く。 それが終わると一気にエレキギターが激しく鳴りだし、そこからオルガンが加わって一直線に突き進むような怒涛の転調となる。 イントロで使ったメロディーを組み合わせながらどんどん盛り上げていき、始まって3分辺りになったところで遂に最高潮を迎える。 1ループが4分近くもある大作と言って良いほど力の入った楽曲で、ラストバトルに相応しい非常に盛り上がる音楽となっている。 またイントロ部分は戦闘前の会話シーンを使い、戦闘開始と共に曲も転調といった形の演出方法も評価されている。 特に博麗霊夢編でのこの曲のイントロをバックにした霊夢と菫子との戦闘前の掛け合いは本作屈指の名シーン。 VSモードではステージ「外の世界」で使われており、現実世界である「外の世界」は辺り一面ビルが建ち並ぶ夜景ステージとなっている。 ビルの夜景は幻想郷を舞台とする東方Projectの作品ではまずお目にかかれないものなので、とてもインパクトのあるステージであった。 こうしたことから「夜」というイメージも強い曲となっており、みんなで決める夜曲ランキングベスト100でも高順位を獲得している。 サントラの『深秘的楽曲集 宇佐見菫子と秘密の部室』では原曲の他にあきやまうに氏がアレンジしたものも収録されている。 またムックの『東方外來韋編 ~ Strange Creators of Outer World.』では付属CDにZUN氏のセルフアレンジ版が収録。 ZUN氏曰く「音量やテンポなどを調整して聞きやすくなっている」とのことで、原曲に比べるとややテンポがゆっくりめ。 続編の『東方憑依華』でも宇佐見菫子が登場しこの曲も収録されている。アレンジされておりARM(IOSYS)氏が編曲を担当。 過去ランキング順位 第9回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 64位 第10回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 220位 第12回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 986位 第14回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 440位 第15回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 710位 みんなで決める2015年の新曲ランキング 51位 みんなで決める夜曲ランキングベスト100 7位 みんなで決めるゲーム音楽歴代ベスト100ランキング 222位 みんなで決める東方ProjectBGMランキング 37位 第2回みんなで決めるラストバトルBGMベスト100 324位 サウンドトラック 深秘的楽曲集 宇佐見菫子と秘密の部室
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/8357.html
ハイテンション ワイアー 収録作品:聖剣伝説3[SFC] 作曲者:菊田裕樹 ToM編曲者:山﨑良 概要 風の回廊のボスである「ツェンカー」と風の神獣「ダンガード」、そしてドラゴンズホールのボス「紅蓮の魔導師」との対決で流れる曲。 多数の個性豊かなボス戦BGMを持つ聖剣伝説3において、全般に渡って疾走感に溢れる曲である。 リズミカルで力強いドラムをバックに後半の笛の音色が風の軽やかさを感じさせる曲であり、この曲が使われるボス戦は総じて「風」や「空中」と関係する展開となっている。 最初にこの曲が流れる「ツェンカー」は、作中初めて通常攻撃の届かない空中戦を仕掛けてくる動きの素早いボスであり、風の全体魔法を使いこなす無対策では苦戦必至のボスである。 リメイク版でも、必殺技のスーパーソニックが作中初のチャージ技に設定される等、ここからボス戦の難易度が本格的に上がっており、ノーフューチャーモードだとより実感しやすい。 風の神獣「ダンガード」との対決は、作中唯一となるフラミーの背に乗っての文字通りの空中戦である。 八体の神獣の中で最大のHPを誇るのみならず、上視点と横視点の二画面が交互に展開される特別仕様のため、長期戦になりがちとなるが、それでも高速で移動する背景と風を司る強大な敵が緩急のある曲調と良く合っており、飽きの来ないものとなっている。 そしてデュランかアンジェラを主人公にした場合、敵本拠地ドラゴンズホールで対決する「紅蓮の魔導師」もこの曲である。 「風」の属性と全く関係のないボスであるが、断崖絶壁を背景とするドラゴンズホールの最深部で古代魔法「エインシャント」に代表される強大な魔法を矢継ぎ早に繰り出してくるため、意外に合った選曲であったりする。 さらにリメイク作『聖剣伝説3 TRIALS of MANA』では追加エピソードにて、リースのクラスチェンジアイテムである慈愛のオーブの守護者「エンプレスビー」との対決にもこの曲が使われた。 風の王国ローラントの王女であるリースが天かける道にある眠りの花畑で、同じ系統の技を使うギャルビー系全種とその最上位種を相手取る展開のため、この曲になるのはある種必然だったと言える。 なお原作の時点で強モンスターとして恐れられたギャルビー系の4種を一編に相手にしなければならないため光弾槍を始めとする必殺技の雨嵐となり、「エンプレスビー」に至っては今作で強化された竜牙槍までぶっ放してくる始末。苦戦は確実である。 疾走感のある曲調と、曲にマッチした各ボス戦、そしてそれらが合わさり印象深い戦闘となったため、聖剣伝説3の戦闘曲の中でも人気のある曲となっている。 シリーズ全体でも知名度のある曲のため、『聖剣伝説 25th Anniversary Orchestra Concert』ではアンコールでこの曲が披露され、コンサートのトリを飾っている。 過去ランキング順位 第4回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 441位 第7回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 592位 第13回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 233位 第14回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 574位 みんなで決める2020年の新曲ランキング 386位(ToM) みんなで決めるスーパーファミコンBGMベスト100 70位 みんなで決めるRPGバトルBGMランキングベスト100 115位 みんなで決めるボス戦BGMベスト100 65位 サウンドトラック 聖剣伝説3 オリジナル・サウンド・ヴァージョン 聖剣伝説 25th Anniversary Orchestra Concert CD 関連動画 『聖剣伝説3 TRIALS of MANA Original Soundtrack』クロスフェードPV
https://w.atwiki.jp/gamemusicbest100/pages/4997.html
ザ マーシレス セイヴィア 収録作品:英雄伝説 空の軌跡SC[Win/PSP] 作曲者:Falcom Sound Team jdk 概要 『空の軌跡SC』のラスボス戦において、ラスボスが最終形態へ移行すると流れるBGM。 曲名は「残酷な(Merciless)救済者(Savior)」といった意味に訳すことができる。 まず曲の前半は優雅な雰囲気のヴァイオリンが印象的なイントロからエレクトロな旋律を奏でるのだが、途中で大きく転調し、メインテーマである「空の軌跡」のメロディがコーラスによって奏でられる。 曲の後半はエレクトロな音使いを下敷きに、ヴァイオリンによる二重奏、荘厳なコーラスを色鮮やかに組み合わせ、流麗なメロディをめくるめくように展開していく。 曲の中で4拍子と6拍子を繰り返し、更には3拍子へと展開していくのも特徴。 1ループ7分という大曲であり、『空の軌跡FC』から続く物語の最後を締めくくるに相応しい壮大な楽曲に仕上がっている。 長い曲ではあるが、ラスボスのHPが多いため長期戦になりやすく、1ループ聴けないままに…ということは滅多にないと思われる。 過去ランキング順位 第4回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 666位 第7回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 737位 第11回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 863位 第14回みんなで決めるゲーム音楽ベスト100 574位 みんなで決めるラストバトルBGMベスト100 134位 みんなで掘り出すゲーム音楽ベスト100 4位 第2回 みんなで決めるファルコム名曲ベスト100 30位 第2回みんなで決めるラストバトルBGMベスト100 238位 サウンドトラック 英雄伝説 空の軌跡SC オリジナルサウンドトラック